News
2008年七月二十八日
七月二十八日、“Bright Smiles”というキャンペーンが開始されました。
このキャンペーンは、家庭の経済事情などにより、適切な歯科治療を受けることができない子供たちを救済することを目的としています。
オーストラリアでは、一部の病院を除き、国民健康保険であるメディケアは歯科医療費はカバーしません。(実費、もしくはプライベート保険に加入していれば、保険会社が治療費の一部を負担します)
そのため、国民健康保険での治療を行っている病院では、今すぐに予約を入れても、二年~三年待たなければならないのが現状です。
統計によると、
・四歳~十歳までの子どもたちの16%は、歯牙の30%にむし歯があり、
・オーストラリアの六歳児の50%は乳歯にむし歯があり、
・十二歳児の口腔内の健康状態は香港、オランダ、イギリス、スイスの同年齢の子どもたちよりも、良い状態ではないようです。
この“Bright Smiles”キャンペーンでは、オーストラリア国内で満足な治療を受けることのできない子どもたちのため、無料で治療を行っていただける歯科医師を募っています。
一人の歯科医師が月に一人でもそういった子どもたちの治療をすることで、そしてこのキャンペーンに賛同していただける歯科医師の皆様が一人、また一人と増えることで、痛みを我慢して治療の順番待ちをする子どもたちの数が少なくなり、ひいては子どもたちの口腔内衛生の改善に繋がるのではないかと考えています。
このキャンペーンの先駆けとして、Dr. Hockingはボランティア・ドクターとしてすでに子どもたちへの治療を開始しております。Dr. Hockingだけでなく、Dental Care Networkに加入されている歯科医院の中からも、すでにこのキャンペーンに参加いただいています。
患者様からの声
「来豪前、海外旅行保険では歯科治療はカバーされないと聞いていたので、日本で歯の治療を済ませてきました。が、そのときの治療が不十分だったため、歯に菌が入り、顔が腫れ、一時は寝ることもできないほどの痛みに襲われました。
そこでニコラス先生の病院に来院したのですが、とても丁寧に時間をかけて診察してくださり、日本語でとてもわかりやすく説明していただいたので、安心して治療を受けることができました。帰国後、日本の歯科医院で診察を受けたとき、ニコラス先生の治療のあとを見て完璧な治療だと絶賛していました。
こちらでは日本と違って一回の治療にしっかり時間をとるので、日本のように何十回も歯医者に通わなくてもいいことも利点だと思います。
神経の治療を三本したので多少高額ではありましたが、確実な治療を受けることを考えると、こちらで治療を受けてよかったと思いました。
帰国後、母にこのことを説明したら、母もオーストラリアで治療を受けたがっていました」
――日本人の女性の患者様より
